1985年に制作されたジャコ・パストリアスの教則ビデオ映像。ジャコとエレクトリック・ベースの“レジェンド”、ジェリー・ジェモットとの演奏を交えた60分にも及ぶ対談と、ジョン・スコフィールド(g)、ケンウッド・デナード(ds)をフィーチャーした20分強のスタジオ・セッション映像をまとめたもの。
後半のセッションでは、即興ジャム~《Jaco Reggae》~ケンウッド・デナードへのインタビュー~《The Chicken》~ジャコ、デナード、ジェモット対談~即興ジャム~ジャコのピアノソロによる《Liberty City》で締めくくる。
<下に続く>
対談中に練習方法の解説が入るだけでなくベース独奏やジェモットとのデュオ演奏が挿入されている。さらに自身の音楽的ルーツやエピソードもジャコ自身の口から語られているのが興味深いところ。
対談の終盤でジェモットから「影響を受けて今でも弾いてるものある?」と振られて、ジャコがBB・キングのアルバム『Live &Well』でジェモット自信が弾いた《Let’s Get Down to Business》のベースラインを披露して大ウケするシーンが良かった。
Modern Electric Bass 【DVD】
Personnel
Jaco Pastorius – bass, piano
Jerry Jemmott – interview, bass
John Scofield – guitar
Kenwood Dennard – drums