ジャコ・パストリアスが在籍していたウェザー・リポート黄金期の2タイトル『Mr. Gone』と『8.30』が色鮮やかなカラーヴァイナルで再発のニュース。
『Mr. Gone』は1978年リリースでオリジナルアルバムとしては8作目にあたるスタジオ録音盤でリリースは1978年。この時期は固定ドラマーが不在で、本作ではスティーヴ・ガッド、トニー・ウィリアムスが客演している。
ジャコ・パストリアスの代表曲《Punk Jazz》、後に多くのアーティストにカヴァーされた名曲ジョー・ザヴィヌル作曲《Young and Fine》を収録。《And Then》ではアース・ウィンド&ファイアーからモーリス・ホワイトがヴォーカルで参加した。
『8.30』はライヴ音源とスタジオ録音4曲を含む2枚組で1979年にリリースされ、グラミー賞「ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞」に輝いた名作。前作『Mr. Gone』にスポット参加したピーター・アースキンがツアーメンバーとして帯同。ジャコと鉄壁のリズムでグループを支えた。
ジョー・ザヴィヌル作の名バラード《A Remark You Made》、ジャコ・パストリアスのソロ・パフォーマンス《Slang》、ライヴならではの熱い演奏が繰り広げられている《Birdland》など聴きどころが多い。