【2025年6月下旬発売予定】ジャコ・パストリアス参加作、ジョニ・ミッチェル『Hejira』が180g超高音質アナログ2枚組で再発!45rpm Supervinylとは何か?

Hejira (45rpm Supervinyl)

先日投稿したジョニ・ミッチェルのスタジオ録音盤『HEJIRA』のSACDハイブリッド仕様で6月下旬に再発のニュースに続き、アナログでも再発されるニュースが届いた(4月22日時点では発売日詳細は不明で予約不可。詳細が分かり次第掲載予定)。
ただし、今回再発されるのは通常のアナログ盤ではなく超高音質として知られている(?)45rpm Supervinyl仕様。しかも2枚組になって登場。

ジョニ・ミッチェルのアナログ盤再発ではこれまで『The Hissing Of Summer Lawns (45rpm Supervinyl)』、『Blue (45rpm Supervinyl)』、『Ladies Of The Canyon (45rpm Supervinyl)』、『Court And Spark (45rpm Supervinyl)』などのヒット作が45rpm Supervinyl仕様で発売されているが、『HEJIRA』では初めての採用となる。

「45rpm Supervinyl」とは?

ところで、高音質アナログ「45rpm Supervinyl」とは何か?調べてみたが、詳しく解説している日本語サイトが意外に少ない。そこでAI(Gemini)に尋ねてみたと頃、以下の回答が返ってきた。

45rpm Supervinyl(45回転スーパービニール)とは、高音質を追求したアナログレコードのフォーマットの一つです。通常の33⅓回転のLP盤よりも回転数を速めることで、以下の利点があります。

音質の向上

情報量の増加
回転数が速いため、レコード盤により多くの音楽情報を記録できます。これにより、ダイナミクス、解像度、音の分離感が向上し、より原音に近いサウンドが得られます。
溝のトレース精度向上
レコード針が溝をトレースする際の線速度が速くなるため、より正確に信号を読み取ることができ、歪みが低減されます。
重量盤
Supervinyl盤は一般的に180gなどの重量盤で製造されることが多く、安定性が増し、再生時の振動を抑制する効果もあります。

ただし、45rpm盤は33⅓rpm盤に比べて収録時間が短くなるため、アルバム全体を収録するには複数枚のディスクが必要になる場合があります。そのため、2枚組やボックスセットでリリースされることが多いです。

「Supervinyl」という名称は、アメリカのオーディオファイル向けレコードレーベルであるMobile Fidelity Sound Lab (MoFi) が高品質なアナログレコードに対して使用していることが多いです。MoFiのSupervinylは、同社が独自に開発したより静かで耐久性のあるビニール素材を使用していることも特徴の一つです。

したがって、「45rpm Supervinyl」は、45回転という再生速度と、MoFiなどが採用する高品質なビニール素材や重量盤といった要素を組み合わせることで、最高の音質を目指したアナログレコードの形態と言えるでしょう。高音質を求めるオーディオファンにとっては魅力的な選択肢となりますが、通常のLP盤よりも高価になる傾向があります。

今回紹介した『HEJIRA』も1枚だったものが2枚組になって、確かに高い。どれほどの高音質なのか聴いてみたいですね。

Hejira (45rpm Supervinyl)

Joni Mitchell(Mobile Fidelity)

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