今年6月にジャコ・パストリアス参加の4作品(『Hejira』(1976年)、『Don Juan’s Reckless Daughter』(1977年)、『Mingus』(1979年)、『Shadows And Light』(1980年))を収録したボックスセット『The Asylum Albums 1976-1980』が発売されたジョニ・ミッチェルだが、この秋、これらの未発表音源を含む究極のアーカイヴが6枚組CDボックスで発売されるとのニュース。
このCDボックスセットに収録曲から厳選された楽曲を再編集し、4枚のアナログ盤に収めたアナログボックスセット『Joni Mitchell Archives – Volume 4 Highlights:The Asylum Years(1976-1980)』も合わせて発売されるとのこと。
『Shadows And Light』以外でこの5年間で行われたライブの音源も収録されており、Disc-5で(1979年8月25日)ライヴ・アット・フォレスト・ヒルズ・テニス・スタジアムでのジャコのソロベース《Jaco’s Solo/Third Stone From the Sun》が聞けるのは楽しみなところ。
内容紹介
ジョニ・ミッチェルの豊潤な音楽的キャリアを俯瞰する壮大なプロジェクト、“ジョニ・ミッチェル・アーカイヴ”。最新作となる『アーカイヴス Vol.4:アサイラム・イヤーズ (1976-1980)』は、大胆かつ自由なジャズへの探求心と共に音楽性を進化させた、70年代後半の”じゃじゃ馬娘”時代が舞台。
今作では、ジャズの要素を取り入れたサウンドを探求する1976年から1980年の5年間に焦点をあて、この間にリリースされたアルバム『逃避行 (原題: Hejira)』(1976年)、『ドンファンのじゃじゃ馬娘 (原題: Don Juan’s Reckless Daughter)』(1977年)、『ミンガス』(1979年)、『シャドウズ・アンド・ライト』(1980年)から放たれたヒット曲の未発表スタジオ音源、オルタネイト・ヴァージョンなどの音源と共に、当時の貴重な写真たちが収められている。また人気映画監督キャメロン・クロウがジョニ・ミッチェルに直接取材し記したライナーノーツも同梱。日本盤には、英文ライナーノーツの完全翻訳や解説、歌詞・対訳を掲載した別冊ブックレットが付属となり、『アーカイヴス Vol.4:アサイラム・イヤーズ (1976-1980)』の世界観をさらに深く掘り下げることができる。
タワーレコード・オンラインでは今回のリリースにあたって特設ページを作成している。
なお、輸入盤6CDボックスセットとアナログ4枚ボックスセットは一足早い10月4日に発売される見込み。